○東畑政府委員 事情をよく調べました上でお答え申し上げます。
○東畑政府委員 今回問題になつておりますいわゆる黄変米は、全部これはビルマから参りました米でございます。昨年日本の食糧が非常に不足いたしましたために、食糧庁といたしましては百五万トンの食糧の輸入計画を立てまして、諸外国との買付をやつた。世界全体の交易量が四百七十万のころに百五万トンの輸入をいたしましたために、相当無理をいたしたことは事実であります。
○東畑政府委員 そういうことで実は有毒米があるということがわかりまして、それを外務省を通じて向うにもいろいろ連絡はいたしておりますが、向うの検定の段階において、まだそれを認識してもらう段階に、実は至つていないというのが現状でございます。その結果、それを配給することは危険でありますので、われわれとしましてはその米についてクレームを要求するだけの条件が、遺憾ながら実はまだないわけであります。
○東畑政府委員 別段そのほかに申し上げることはありません。
○東畑政府委員 これは物によつて非常に違いますので、はつきりしたデータを持つておりませんが、ドメスティック・シフという補給金の基礎になつている数字で申し上でますと、正確な数字は一トン当り五万二千九百九十円ということになりますので、六億三千九百六十四万円というように考えておる次第であります。
○東畑政府委員 過去におきまして、終戦後は五千トン程度入れた年もあるのでありますが、その後は遺憾ながら仏印からはほとんど参りません。
○東畑政府委員 二百五十万石の増産が、生産費の低減になるかどうかという趣旨の御質問でございますが、具体的の数字としてはまだはつきり申し上げることはできないのでありますけれども、従来増産計画を立てます場合には、わが国においては、労働の生産性ももちろん上昇いたしております。二百五十万石の反当の収量を増加する場合には、同時に労働の生産性も上つて来るだろう、こういうふうに実は考える次第であります。
○東畑政府委員 先ほど申し上げました仮定の二億七千万円をどうするかという問題につきましては、政府としても方針をきめておる段階でございます。
○東畑政府委員 二十六年の十二月の中旬の大烈丸で黄変米の混入があるとうことが、日本としては初めてわかつた、こういうわけであります。
○東畑政府委員 その手数料を幾ら払つておりますか、今ちよつと記憶いたしておりませんので、まく調べましてその間の事情はお答え申し上げます。
○東畑政府委員 これは供出でありましても、売買契約で買つておるのであります。一応買いましたものは、違法にやつておれば別でありますが、検査しましたものは返すというわけには参らないと思います。将来は六十キロということを厳重に申し渡すつもりであります。
○東畑政府委員 六十キロは検査当日六十キロあればいいのであります。従いまして検査前には、若干減ることをおそれまして六十キロより少しよけい入れる場合もあるようですが、検査当日六十キロあればけつこうだと思います。
○東畑政府委員 一応買いましたものにつきましては、従来とも弁償したこともございません。私たちとして、具体的に秋田県の事情をお聞きした上で結論を出したいと考えております。
○東畑政府委員 えさのことは今言われた通りであります。私どもは小麦の輸入計画をいたしております。小麦の輸入計画からふすまが相当出まして、そのふすまと飼料の需給計画で輸入いたしますものを含せれば、年間大体需要をまかなえる、こういう前提で計画いたしております。しかるがゆえに、あとは食管がふすまを算定いたしまして原麦を幾らにするかという問題に帰すわけであります。
○東畑政府委員 鯨油以外に、菜種の買上げの問題が農林委員会等で実はございました。菜種の問題は農産物である菜種の価格を安定するということでございます。
○東畑政府委員 油脂全体は非常に代替性を持つものでございますので、各方面の全体的な総合的な油脂の対策をやることがまず第一に必要じやないか。それには油脂全体の需要に対して供給が国内的に非常に多い場合でありますと、輸入の問題等につきましても、もう少し厳密な検討をする必要があるのじやないか。この点は通産省と今いろいろ油脂についての打合せをやつております。
○東畑政府委員 臨時的な措置の場合の恒久的な措置の場合と、これは同じでございますが、政府が買上げを決定いたします以上、これは政府、ことに食糧庁長官の責任においてやるわけであります。ただ国会の御意思を尊重いたしまして、運用の場合には厳正を期さなければならぬ、こういうことであります。
○東畑政府委員 鯨油のことにつきましては、ただいま水産庁長官からいろいろ詳細なお話がございましたが、食糧庁といたしましては、特別会計で鯨油を買つた例はまだございません。食糧管理特別会計法では、食糧の管理をやる会計でございまして、従来根本法がない場合において、臨時的に澱粉を買い上げました。若干食糧を買つておる例はございます。
○東畑政府委員 食管特別会計は、歳出項目といたしまして米麦その他澱粉等を計上いたしておるのでありますが、率直に申しますと、米麦その他が計画通り参りませんとそれだけの資金は出て来ないのであります。何しろ厖大な数量を扱つておりますので、見込みと実際とは若干違つて参ります。いつも資金的には計画通り参りません。そこで借入れ限度が年度末に問題になつて来るのであります。
○東畑政府委員 食糧庁は買い上げる場合には必ず買い上げることになりますが、事重要でありますので、決定いたしますまでは、何とも申し上げることはできません。
○東畑政府委員 私に対する御質問でありますが、実は率直に申し上げまして、菜種の生産費の計算は、米麦と同じようになかなかむずかしいのでございます。本年の春のことで、正確な記憶はございませんが、たしか私が言いましたのは三千二、三百円であろうか、こういうことを実は申したことを記憶いたしております。
○東畑政府委員 非常に影響の大きい問題でありますので、それ以上は私としてもまだ申し上げを段階でございません。何か解決の方法はないものかと努力いたしております。こういうことでございまして、それ以上はひとつごかんべん願いたいと思います。
○東畑政府委員 御意見は十分わかるのでありますけれども、結論が出ておりませんので、申しにくいのであります。結論さえ政府で御決定になりますれば一潟千里にやります。
○東畑政府委員 季節的非常勤を三千五百名ばかり持つております食糧庁としまして、足鹿さんの御意見は、われわれとしましてもまつたく同感でございます。実は予算といたしましては、季節的非常動でありますので、ベースというものがございません。単に延数何人、単価幾ら、こういうような予算になつております。まつたく季節的な繁閑による臨時職員的な手当になつております。
○東畑政府委員 実は超過供出の階層別の農家戸数というものはなかなか出にくいのでございます。そういう統計は実はございませんので、小川さんの御質問に的確に当てはまるような資料をつくることは容易ではないのであります。
○東畑政府委員 実は資料を印刷いたしましたので、お出ししようと思いましたところ、若干ミスプリントを発見しまして、今訂正させておりますから、もう一、二日お待ち願います。
○東畑政府委員 二十七年産米は、米価審議会にかけまして、いろいろな御意見をお伺いしたのでありますが、政府としましては、各般の事情を考慮いたしまして、今日七千五百円というものを決定いたしておるのでございます。従いましてパリテイ等の変動によりますバツク・ペイはございますが、基本米価の七千五百円という考え方につきましては、これを変更する意図は持つておりません。
○東畑政府委員 これはなかなかむずかしい統計でございますけれども、大体供出農家というのは、三百三十八万戸程度と実は考えております。そのうちで五反以下というものは大体五十一万戸程度というように考えておりますので、まず六百五、六十万の半分が供出農家であります。そのうちで五反以下というものが、五十一万戸ある。こういうように了解をいただきたいと思います。
○東畑政府委員 米の統制の方式の問題になつて参りますと、これは刻々の条件によつて、現実に即して案を立てて行かざるを得ないと考えております。本年度産米については、統制を撤廃する意図はないのであります。
○東畑政府委員 お答え申し上げます。パリテイと生産費でいろいろ御意見があつたのでありますが、肥料はもちろん生産費、原価計算をすべきものだと思います。農産物についても生産費計算というものは、平野さん御承知のように、農林省でやつておりますが、大臣が申し上げましたように、家族労働というものが非常に大きな要素を占めております。
○東畑政府委員 お答えいたします。米価の算定方式につきましては、米価審議会の専門委員の方々の御協力を得まして、実は答申を願つたのであります。その答申に生産計算方式のものもございますし、パすリテイに対る修正のものもございます。今回きめましたものは、その答申の一部を実はお借りしたのでありまして、パリテイで出ました一つの均衡価格というものを、さらにそれを見通してアルマアーを加えたのであります。
○東畑政府委員 お答え申し上げます。米価をきめます場合に、生産費をしんしやくいたしますことは、これは法律上当然でございまして、農林省といたしましては、純えず生産費というものを計算いたしまして、これをしんしやくいたすことは当然でございます。
○東畑政府委員 入院患者中結核、癩等の患者につきましては、内地米一〇〇%渡すことに決定をいたしております。その他の一般の入院患者等につきましては、近畿地区において、端境期に操作上従来渡しておつたものを若干切つたことは事実であります。
○東畑政府委員 食糧管理特別会計の予算でございますので、費目がはつきりないと困るのであります。食糧買入費の中で国内の食糧買入費、外国の食糧買入費という科目がございます。ただこれはあくまで食糧買入費でございますので、その支出は食糧に限るのでございます。えさといいますと、新しいそういう科目を置いていただきませんと、流用もできないのであります。
○東畑政府委員 畜産局は畜産なりえさについての責任局であります。従つてえさの価格をどうするとか、えさの安定をどうするとかいうような問題は、流産局の当然の事務分掌になる。たまたま経理は、私の方が食糧管理特別会計を扱うものでありますので、その責任上、私が協議を受けて、責任の一部を持つということになると思います。
○東畑政府委員 それは現在の食糧管理特別会計ではできないので、やはり法案の改正をしていただきたいということを言つておるのであります。
○東畑政府委員 国際価格は絶えず変動いたしておるのであります。畜産局の今のお話では約二十億程度と言つておられますが、われわれといたしましては、飼料の需給の安定を期するために飼料を輸入するのでありまして、目的を達するために損益計算上の赤が出ても、これはまたやむを得ない、こういうように実は考えておる次第であります。
○東畑政府委員 松尾さんのお話は、消費地の問題だろうと思うのですが、消費者価格は何が適正かということにつきましては、政府としましては、過去における消費者価格の調査の数字そのものが、一番よく現わしておるというように実は考えております。現在五〇というような開きにはなつておりません。
○東畑政府委員 大臣に対する御質問でございますが、事務的な問題でありますから私から申し上げます。 食糧管理法と食糧管理特別会計法とは一応別個の法律でございますが、食糧管理特別会計法では、食糧の管理のためにいろいろ特別会計に必要な点を考えておるのであります。従来食糧という言葉を広く解釈いたしまして、およそ食糧なるものは、これを食糧管理特別会計法なるものの食糧であるという解釈をとつております。
○東畑政府委員 コスト主義で参りますと、もつともつと上がると考えます。
○東畑政府委員 四十四円七十六銭でございます。